【映画の感想】ゲット・アウト
ひとこと感想
主人公の親友が最高に好きだった。
なんやかんやで、公開当時から観たい観たいと思っていたけれど、観ていなかった作品の一つ。
監督が同じという『Us』という映画と若干混同してたりしてました。
ネトフリさんで配信していたので観ました。
ざっくりあらすじ
主人公の黒人青年クリスが、週末の恋人のローズさんのご家族に挨拶しに行こう!!ってところから話は始まります。
ですが、クリスは黒人の自分が白人のローズさんのご家族に会うということにノリ気ではないご様子です。
で、まあなんやかんやありまして無事ローズさんの実家に着くのですが、
ローズパパは変に「兄弟」と呼んでくるし、精神科医のローズママはヤバそうな催眠術を勧めてくるし、ローズ弟はやたら取っ組み合おうとしてくるわ……
最高に居心地が悪いです。
おまけに、このご家族は黒人女性と黒人男性を召使いとして雇っているのでクリスの居心地の悪さは加速します。
そして運悪く、クリスが訪ねた日にローズさんの親戚が集まる親睦会というものが開かれるのだが……
映画情報
公開:2017年
監督・脚本:ジョーダン・ピール
上映時間:103分
ネタバレ感想
途中まで、「黒人を騙して催眠術かけて奴隷にしたろ」って考えているヤバイ家族なのかと思っていたらその数倍ヤバイ
「自分の脳みそを移植して、黒人の身体能力が欲しい」というものでした。
この映画は、「紅茶」、「綿」、「鹿」、「ローズの夜食」等々様々なものがメタファーになっているのでその辺を調べると色々出てきました。
調べてみてね。
ここからは超個人的な感想……
クリスの親友のロッドかいいやつ過ぎて好きです。
以下ロッドめっちゃいいやつやん。好き!!ってだけの感想です。
クリスの親友のロッドは警察官(といっても空港警察)
ロッドは元からローズさんとは仲はよろしくないご様子です。
ロッドはクリスがローズさんのお家の奇妙なことについて相談に乗っていたり、クリスと連絡が取れなくなったら独自調査したりするめっちゃ良い奴です。
しかも、一番最初に真相に近づいてしまう有能なところもあります。
しかし、その真相を警察に相談すると、警察官には爆笑されてしまい門前払いをされてしまいます。
(まあ、ロッドの伝え方もアレだったのかもしれませんが、真相が突拍子もないものだからしょうがないっちゃしょうがない。)
それでも独自調査続けるとことか大好き!!
こういう他の人(今回は警察)からおかしな奴認定されていても実は一番真相に近かったり、誰に何言われようと自力で調査を進めちゃうようなやつ大好き!!
あと、ローズさんの口車に乗らず、電話での会話を録音しようとするところも大好きです。
そしてラスト。
クリスがローズさんの首を絞めているところをパトカーが到着。
こりゃ終わったわ……。バッドエンドだ…最悪だ……と思ったところ
ここでロッド登場!!!
「だから行くなって言ったろ」
いいやつ。かっけえ。
ゲットアウトに関しては考察ブログたくさんあるけど、ロッドに言及してるブログは少ないなあと思いました。
それもそうだよね。
どうやら円盤ではもう一つのエンディングというのがあるそうで、そっちではラストに駆けつけるのはロッドくんでなく白人警官2人らしい。
これはバッドエンド……。
黒人差別について色々と考えさせる映画ということもあり全体的に重くなる一方で、ロッドというキャラがいたことにより救いのあるエンドになったのではないかなと思いました。
おわり!!
はじめに
映画を観るのが好きです。
映画の感想とか考察とか、どんな感じの映画だったか備忘録変わりにブログを書きます。