【映画の感想】ゾンビ津波
※ゾンビ映画が好きなので、ゾンビ映画には甘いです。
ひとこと感想
タイトルがバカだけど、ゾンビ映画として面白かった。
ざっくりあらすじ
津波に乗ってやってきたゾンビどもを、船乗りとか、湾岸警備隊とか、タンクトップのねーちゃんとか、街の変り者がやっつけるぜ!!!
もちろん自分だけ助かろうとする愚か者も出てくるぜ!!
ゾンビ映画の流れとしては王道なのではないだろうか。
予告映像
サメ映画っぽいなって思ってたら、『シャークネード』の監督が関わっていたらしい。
単純に海が好きなんだろうか……。
ざっくり評価
おもしろさ ★★★☆☆
ゾンビ描写 ★★☆☆☆
独自ゾンビ性 ★★★☆☆
後味の悪さ ☆☆☆☆☆
ゾンビを全滅させて爽やかに終わる映画。
タイトルから分かる通りコメディ寄りなゾンビ映画なので、複数人とワイワイしながら観るのがオススメ。
ゾンビの発生原因もきっちり説明されていて、なおかつゾンビの弱点が頭ではないという独自性も持っているところに好感が持てる。
ゾンビ描写に関しては、「ここドーラン塗り忘れか??」みたいなところや、「これは合成着色料がすぎるなぁ」ってところもあるけれど、そこに目を瞑れば結構よかった。
もちろんCGは雑でそこが安心する。これだよ。これが見たかったんだよ。
吹き替えがまともな吹き替えだったので、こちらもオススメです。
ネタバレ感想
とりあえず笑えたところをピックアップしながら語っていきます。
ゾンビがクロールしてる
ゾンビが津波でやってくるんだぜ。そらゾンビだってクロールできるさ。
でもゾンビがクロールしてる姿はシュールなんだよ……。
頑張ってクロールして人を襲おうとしたり上陸しようとすんのよ。
アホアホすぎるでしょ……。好きだわ。
バンドマンがゾンビをドラムをたたく棒で叩いてる
バカ。本当に愛おしいほどにバカ。
ドラマーのバンドマンがゾンビに襲われるシーンがあるんですが、なんとドラムのバチでゾンビを叩こうとするんですわ。
勇敢にも立ち向かおうとするんです。バチで。
バカか。敵うわけないだろ!!!!好きだぞ。
異様に優秀な街の変り者
人間嫌いの街の変り者、警備がしっかりした家に住んでいたために、なんやかんやで主人公たちが変り者の家に集結してしまいます。
なんとこの変り者、ゾンビを1体捕獲している上に研究して弱点まで突き止めてしまいます。
そして嫌味っぽさはあるもののなんやかんやで、主人公たちに手を貸します。
こいつ良い奴だから死ぬわって思ったら死んだ。
ナイフ×スタンガンのアホアホ武器
優秀な変り者のおかげで、ゾンビの弱点が電気と分かったところで
ナイフとスタンガンを掛け合わせたアホアホ武器を作ります。
う~ん嫌いじゃない。むしろ好き。最高。
総括
このアホで、低予算で、でもちゃんとゾンビ映画しているところが最高に愛おしくて笑える。そんな映画でした。
途中ダレてしまうところもありましたが、まあまあそんなもんやろという暖かい気持ちで観ればそんなに気にならないかと思います。
アホなゾンビ映画に慣れた人は楽しめると思います。
上質な映画のみに慣れ親しんでる人にはあんまオススメしないです。
余談
取り敢えず今年の目標は、観た映画は雑でも良いので備忘録代わりに、ブログで感想を書いていこうと思ってます。
今のところ頑張って継続できています。