血みどろホラー備忘録

観た映画とかアニメとかゲームとか、そういうのの備忘録

【映画の感想】パニック・フライト

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ひとこと感想

ちょうどいい時間で楽しめる上質アクション&サスペンス。金ローでやってそう。

 

ざっくりあらすじ

バリキャリホテルフロント受付お姉さん、暗殺者と頭脳戦する!!

お父さんを人質に取られてしまったお姉さんは、暗殺者に「お前のホテルに泊まってる政府高官を、オレの仲間が暗殺しやすい部屋に移動させろ」と脅されてしまう。

しかし、何とか頭を捻って政府高官もお父さんもどっちも助けようとする!!

 

2000年代初頭に金ロー辺りで放映してそうな作品。

観ると何となく懐かしさを感じます。

フライトプラン」とか「パニックルーム」とか好きな人は好きな映画だよ

 

映画の予告

youtu.be

 

ざっくり評価

おもしろさ       ★★★☆☆

ハラハラ感       ★★★☆☆

後味の悪さ       ☆☆☆☆☆

 

2000年代初頭って空港(飛行機)サスペンスもの多くね??

この映画、何となく軽い気持ちで観たもののかなり面白かったです。

時間も長すぎない(1時間半ぐらい)なのでちょうどいい。

気軽に見れて面白い良い映画。

 

ネタバレ感想

前述した『フライト・プラン』と『パニックルーム』は主演女優さんが、ジョディ・フォスターのため、「なんとかなるべ。レクター博士に勝てたし。」と思ってしまいがちですが、今回はジョディ・フォスターではないのでそうは思いませんでした。

(逆に他の映画で、アンソニー・ホプキンスに酷いことしてるシーンがあると、酷いことしてる人に対して「そんなことして食われない?」って心配になるよね)

 

主人公のお姉さんは何とかして暗殺者を止めようとしてアクションを起こし、暗殺者に見つかって止められ、まためげないでお姉さん頑張って暗殺者が止めて……

という結構ストーリーの展開としてはシンプルな感じ。

でも一つ一つの行動に対して尺を使い過ぎずテンポよく進んでいくので、ストレスは特にありませんでした。

また、ラストシーンの暗殺者をお姉さんの一騎打ちではお姉さんが戦いに覚醒したのか的確に相手の手を狙い、武器を相手から遠ざけるという完璧アクションを繰り出します。(強ぇぇ)

 

 

余談

この映画初めて観たのですが調べたら、日本ではビデオスルーだったらしい。

そりゃ初見なはずだ。

【映画の感想】スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

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※ネタバレが多いので注意してください!

まだ観てない人はいつ何時ネタバレが飛んでくる分からないのでネットを断った方がいいぞ。

 

思った以上に感想文自由型になってるので、脊髄で感想書いてる。

 

ひとこと感想

オクドク、最っ高~~~~~~~~~~~~!!!!!

 

ざっくりあらすじ

ストレンジ先生、呪文に失敗してマルチユニバースのスパイディの敵をわんさか呼んでしまう。

ストレンジ先生、エンシェントワンが生きてたらブチ切れられてるんじゃないか?

スパイディ同窓会。

 

予告映像

 

 

ざっくり評価

おもしろさ       ★★★★★

アクションのかっこよさ ★★★★★

キャラクター      ★★★★★

単体映画として観れるか ☆☆☆☆☆

 

最高に面白くて最高にカッコイイアクションで、予告でもあるように歴代スパイディヴィランも集結で最高の映画です。

ただMCUのどの作品にも言えるけれども、特にこの映画は単体映画としては観ることができない。

今までのMCU映画を全て履修していることがほぼ必須な上に、歴代スパイダーマンサム・ライミ版とアメスパ)も履修していた方がいい。

なので、視聴ハードルがめちゃくちゃ高いなとは思います。

(ガチで、エンドゲームを観てMCUスパイディ全部観てないとキツイ。)

ただ、全部履修済みの人間からすると最高映画。マジで。

サム・ライミ版スパイディでアメコミを知った人間なんですが、マージでよかった。

オクドク最っ高~~~~!!!!

 

ネタバレ感想

オクドク最高~~~!!!!

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サム・ライミ版スパイディが大好きで、その中でもオクドク大好きだったので、本当に最高でした。

歴代ヴィラン達を捕まえて、さあ元のユニバースに戻してあげよう!!って時に戻ったらスパイディに殺されてしまう運命を知ってしまったトムホスパイディ。

そのヴィラン達をちゃんと治してあげてから元のユニバースに帰してあげるトムホスパイディよ!!

オクドクが、頭のチップの故障が治ったときの静寂が訪れたときの顔がめちゃくちゃ好きです。

よかったね!!オクドク!!

なので後半のオクドクとの共闘がマジでめっちゃくちゃ好きでした!!

オクドク~~!!いや、最高よ。

頭のチップが治った後にすぐエレクトロに攻撃された時は、「またオクドクのチップ壊れちゃったんじゃ??」って思ったけど、

ヴィランに戻ったと思わせといてスパイディと共闘!!てのが最高でした。

 

※※更にネタバレがあるよ※※

 

やりやがったな!!マジでやりやがった!!

歴代スパイディも連れてきちゃったよ!!!いいの??

いやぁ~、びっくりしちゃったよ。

いや、興奮だよ。

あとエレクトロから、「スパイダーマンは黒人かと思ってた」って発言から、「どこかのユニバースにも黒人のスパイダーマン居るかもね」って言われてて、

いるよーーー!!黒人のスパイディいるよーーー!!って気持ちになりました。

 

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こう考えると色んなユニバースがあるから色んなスパイディもいるし、色んなヴィランもいるんだよって考え方がスッと受け入れられるのでマルチユニバースは偉大だなと思いました。

 

アメスパのアンドリュースパイディがMJを助けることができて本当に最高だったし、よかったぁぁぁぁ!!って思いましたね。

 

そして今まで言われてこなかったスパイダーマンと言えばこの名言

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

が出てきました。メイおばさんの口から。

このMUCスパイディではベンおじさんの役割がメイおばさんに授けられたのかね。

どっかの感想で「MCUスパイディは歴代の今までのスパイディとはなんか違うけど、この作品で親愛なる隣人としてのスパイディになった」ってのを見てなるほどな。って思いました。

いつものスパイディでは最初の方に出てくるこの名言が今出てきたということは、この作品からアベンジャーズとしてのスパイディではなく、スパイディとしての物語が始まったのかもしれないですね。

 

……とは言っても悲し過ぎないか??

家族と恋人と親友と失ったトムホスパイディ悲し過ぎでは??

その……背負い過ぎでは??

 

そして、「ピーター・パーカー」の存在を忘れたのに「スパイダーマン」はみんな知っているという謎。

なんでや……。ストレンジ先生、どういうことですか!!!

スパイダーマンを知っているということは、アベンジャーズスパイダーマンが一緒に戦ったという記憶はみんな持っているの?

どうなっているの??

どういうことなんですか!!ストレンジ先生!!!

その辺の話も次回の「Dr.ストレンジ」で触れられると嬉しいなって思ってます。

でもワンダ周りの絡みが中心なのかしら。予告見た感じだと。

 

にしてもストレンジ先生はどこまで覚えてるんですかね……。

呪文つかったことぐらいは覚えててくれ。

 

全部盛りの今作ですが、流石にデップーは盛られなかったですね。

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一応デップーもMCU入りするみたいだから第四の壁ぶち破ってピーター・パーカーの存在知ってるかもしれんけど、ややこしくなりそうだからそれはそれでデップーステイ!ステイ!!って気もするなあ~。

だってデップー、軽々とユニバース超えるんだもん!!

むっちゃくちゃになるぞ!!

 

余談

結構前までは、アメコミ原作の内容とかキャラも色々調べて追っていた(つもり)なのですが、最近はめっきり追ったり調べたりする機会が減ってしまってました。

(というかアメコミは広すぎて調べてもコミック読んでも読んでも一生追いつけないとは思ってます。)

この映画観てまたちょこちょこアメコミ追いたいな~って気持ちになりました。

グウェン・プールまだ買ってないやつ買うか!!!

 

 

あとMCUではロケット・ラクーンが最推しなので今から震えて待ってるよ。

【映画の感想】インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

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ひとこと感想

オチが好きかな~。もしかして、お前ら200年近く痴話ゲンカしてただけなのか?

 

ざっくりあらすじ

顔のいいヴァンパイアにインタビューをする話。

超美形青年のブラピ(ルイ)が、超美形ヴァンパイアのトム・クルーズ(レスタト)に気に入られてしまいヴァンパイアにされた昔話を聞かされる。

美形のブラピが、美形の男に執着され美形のロリに執着され美形なイケおじにも執着される飛んでも映画。

とにかく画面が顔のいい男であふれている。

 

予告映像

 

 

ざっくり評価

おもしろさ  ★★★☆☆

映像の良さ  ★★★★☆

 

ヴァンパイア、顔のいい男同士のデカい感情、お兄さんとロリ、等々オタクが好きそうな要素てんこ盛り映画です。

全体を通してのブラピの語りが、ヴァンパイアになったことへの後悔がメインなので暗い湿っぽい話はイヤだよ!って人には向いてないかも。

かと言って物凄く難しい話ではないので、ダークで耽美な映画が観たい!って人にはオススメかも。

ゴシックっぽさはたまらなくいいと思うよ!

正直自分はちょっと合わなかったかも。

私がヴァンパイアに求めているものはコミカルさ、もしくはガチホラーなのかもしれない。

ダークシャドウとかは好きなので。

 

ネタバレ感想

レスタト、ルイのこと大好きすぎて執着しすぎてびっくりした。

いや……どうした?って思ったよ。

ルイと離れないためにロリを吸血鬼にした時は「まじか~」って思ったよ。

ただ、ロリが吸血鬼になった後にロリが子供特有の残酷さを発揮して人を殺しまくってたところはマジで評価点が高いです。

ロリがお家で人を殺して「お家で殺しちゃだめって言ったでしょ!」みたいに怒られてたシーンは吸血鬼倫理観で最高だな~って思っちゃいました。

 

オチが好きです。

なんやかんやでレスタトをぶっ殺したはずのルイ。

ぶっ殺したはずだったけど実は生きてたレスタト、そんでもってまたルイに捨てられた……。

と思ったらラストでレスタトがどーんってでてきてしまいには「(ルイは)200年間、同じことずっと愚痴ってるな」みたいなこと言って、君たちは200年ずっと痴話ゲンカしていただけなのかな?って思いました。

実に耽美な映画でした。

 

 

余談

実はこの映画、どうやら続編があるそうで続編のタイトルは……

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

ざっくりあらすじ

レスタト、ロックスターになる。

 

うっわぁ~~~~

これは……これは……うわぁ……っまじか~ルイどこ行った~

 

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアがぶっ刺さった人には絶対向いてないけど、私はこっちの方が好きそうな気がする。

これ観たいわ。これ近々観るわ。

私はこれ、好きだよ。まだ観てないけど。

【映画の感想】ゾンビ津波

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ゾンビ映画が好きなので、ゾンビ映画には甘いです。

 

ひとこと感想

タイトルがバカだけど、ゾンビ映画として面白かった。

 

ざっくりあらすじ

津波に乗ってやってきたゾンビどもを、船乗りとか、湾岸警備隊とか、タンクトップのねーちゃんとか、街の変り者がやっつけるぜ!!!

もちろん自分だけ助かろうとする愚か者も出てくるぜ!!

ゾンビ映画の流れとしては王道なのではないだろうか。

 

予告映像

 

サメ映画っぽいなって思ってたら、『シャークネード』の監督が関わっていたらしい。

単純に海が好きなんだろうか……。

 

ざっくり評価

おもしろさ  ★★★☆☆

ゾンビ描写  ★★☆☆☆

独自ゾンビ性 ★★★☆☆

後味の悪さ  ☆☆☆☆☆

ゾンビを全滅させて爽やかに終わる映画。

タイトルから分かる通りコメディ寄りなゾンビ映画なので、複数人とワイワイしながら観るのがオススメ。

ゾンビの発生原因もきっちり説明されていて、なおかつゾンビの弱点が頭ではないという独自性も持っているところに好感が持てる。

ゾンビ描写に関しては、「ここドーラン塗り忘れか??」みたいなところや、「これは合成着色料がすぎるなぁ」ってところもあるけれど、そこに目を瞑れば結構よかった。

もちろんCGは雑でそこが安心する。これだよ。これが見たかったんだよ。

吹き替えがまともな吹き替えだったので、こちらもオススメです。

 

ネタバレ感想

とりあえず笑えたところをピックアップしながら語っていきます。

 

ゾンビがクロールしてる

ゾンビが津波でやってくるんだぜ。そらゾンビだってクロールできるさ。

でもゾンビがクロールしてる姿はシュールなんだよ……。

頑張ってクロールして人を襲おうとしたり上陸しようとすんのよ。

アホアホすぎるでしょ……。好きだわ。

 

バンドマンがゾンビをドラムをたたく棒で叩いてる

バカ。本当に愛おしいほどにバカ。

ドラマーのバンドマンがゾンビに襲われるシーンがあるんですが、なんとドラムのバチでゾンビを叩こうとするんですわ。

勇敢にも立ち向かおうとするんです。バチで。

バカか。敵うわけないだろ!!!!好きだぞ。

 

異様に優秀な街の変り者

人間嫌いの街の変り者、警備がしっかりした家に住んでいたために、なんやかんやで主人公たちが変り者の家に集結してしまいます。

なんとこの変り者、ゾンビを1体捕獲している上に研究して弱点まで突き止めてしまいます。

そして嫌味っぽさはあるもののなんやかんやで、主人公たちに手を貸します。

こいつ良い奴だから死ぬわって思ったら死んだ。

 

ナイフ×スタンガンのアホアホ武器

優秀な変り者のおかげで、ゾンビの弱点が電気と分かったところで

ナイフとスタンガンを掛け合わせたアホアホ武器を作ります。

う~ん嫌いじゃない。むしろ好き。最高。

 

総括

このアホで、低予算で、でもちゃんとゾンビ映画しているところが最高に愛おしくて笑える。そんな映画でした。

途中ダレてしまうところもありましたが、まあまあそんなもんやろという暖かい気持ちで観ればそんなに気にならないかと思います。

アホなゾンビ映画に慣れた人は楽しめると思います。

上質な映画のみに慣れ親しんでる人にはあんまオススメしないです。

 

余談

取り敢えず今年の目標は、観た映画は雑でも良いので備忘録代わりに、ブログで感想を書いていこうと思ってます。

今のところ頑張って継続できています。

【映画の感想】樹海村

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※こちらの記事はかなり『樹海村』を酷評してます。読みたくない人は読まないでね。

※なぜか『デビルシャーク』を引き合いに出してます。

 

 

ひとこと感想

観なくていい。『犬鳴村』を焼き直してつまらなくした感じ。

 

ざっくりあらすじ

姉妹が樹海に行ったりコトリバコ触ったり、周りの人がいっぱい死ぬ。

樹海には樹海で死にきれなかった人たちの村があるらしい。

そんでなんか知らんがいっぱい人が死ぬ。

 

映画の予告

 

ざっくり評価

おもしろさ ☆☆☆☆☆

怖さ    ☆☆☆☆☆

ホラー演出 ★☆☆☆☆

後味の悪さ ☆☆☆☆☆

作業中に観たってのもあったのか、なんなのか、もうなんだったんだろう。

『犬鳴村』がそこそこ面白かったので期待したらいやぁ~酷かった。

言葉にできない。

 

ネタバレにもならない感想

『犬鳴村』と同様に2chのオカ板からネタを引っ張ってきた映画。

今回は「コトリバコ」を引っ張ってきたようです。

実はストーリーがよう分からんくて、もう一度見返しました。

結局なんだったのかよく分かりませんでした。

 

結局コトリバコがこの映画でどんなものだったのかという説明がなくて、結局何だったんだよ感がすごいあった。

そして結局、樹海村とコトリバコとの関連性ってそんなにあったか?って感じでした。作業していたから見逃したんかな。

グロ表現については、音はキモかったけど映像は別に……って感じでした。

なんか樹海で出てくるクリーチャー?が着ぐるみ感あったので少し微笑ましい気持ちになりました。

 

ストーリーは変に過去と現在を行ったり来たりしてるのと、シーンの切り替え?でなんとなく「ん??ん??今のん???」ってなることがあったので、ストーリーが追いにくいと感じました。

 

今気になったんだが、お姉ちゃんが妹のこと結構邪険にしていたんだけどそれについて理由付けとかあったっけ??なかった気がする。

 

あと、なんとな~く『犬鳴村』と雰囲気というか終盤の展開が被っていた気がするんですよね。

なんか、「あっ!これ犬鳴村でやったとこだ!!」って思えて来た。勘違いだったら許してくれ。

 

一点だけ良い所は、妹がホラー好きでお母さんに「そんなんばっかり見て…やめなさい」って言われていたんですけど、実はお母さんは既に死んでて妹が見てたお母さんは幽霊だったって発覚したところはよかったです。

それ以外は知らないです。

 

『デビルシャーク』を完走した今だから言える。『デビルシャーク』よりマシ。

『樹海村』観るなら『血を吸う粘土』観た方がいい。『血を吸う粘土』の方が笑えるから。あと『血を吸う粘土』の方がストーリーがちゃんと観やすい。

 

余談

『ヴィジット』観た後に観たってのと、作業がてらに観たってのだったのでつまらなく感じました。

もし観るのであれば、仲のいい人とウォッチパーティーでもしてツッコミ入れながら観るといいでしょう。

いや、観なくていいです。『ヴィジット』観てください。

【映画の感想】ヴィジット

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ひとこと感想

弟、ラップする。

 

ざっくりあらすじ

ホラー映画界隈では、エンディングで弟くんがラップすることで有名な映画。

お姉ちゃんと弟くんを生む前にお母さんが家出したため、初めて会うジジババの家に1週間泊まることになった姉弟

昼間は優しいジジババが夜になると「もう年だから……」で済まないような奇行をするようになる……。

お姉ちゃんが、ドキュメンタリー映画を取っているという映画なのでお馴染みのモキュメンタリー映画形式です。

 

映画の予告

 

後で知ったのですが、監督はあの「世界を救わないブルース・ウィルス」で有名な『シックスセンス』の監督。

 

ざっくり評価

おもしろさ ★★★★☆

怖さ    ★☆☆☆☆

ホラー演出 ★★☆☆☆

後味の悪さ ☆☆☆☆☆

 

びっくり演出等は少なめ。

おばけ怖い映画ではなく、「このジジババなんかおかしい」映画なので安心して見れます。怖くはないけど面白いのでオススメ。

ホラー映画であると同時に、姉弟の成長物語でした。

 

 

ネタバレな感想

ぶっちゃけると、弟くんのラップバトルが見たくて観た映画。

新年のホラー映画初めに観ました。

本当はエド・ウッドの「グレンとグレンダ」を観ようと思ってました。

 

この姉弟、実はお父さんがお母さんを捨てて他の女と消えていかれた経緯があり、その影響でそれぞれトラウマで何らかの症状を抱えています。

 

お姉ちゃんは、お父さんが出ていったことにより自分に自信が持てなく鏡を見ることができません。

一方弟くんは、お父さんが出ていったのは自分がアメフトの試合でしくじったからだと思っており、ストレスからか過度な潔癖症になってしまいました。

 

だがこの姉弟、ラストのジジババ孫バトルではトラウマを克服してジジババを倒してくれちゃいます!

ここ、熱いよね!

エンディングの弟くんラップのシーンでは、お姉ちゃんが鏡を見ながら髪の毛を梳かしていて、姉弟がトラウマを克服して元気に暮らしているってとこが見えてかなり深い演出なのでは?っと思いました。

でもやっぱ、ジジババ邸でヤバイことがあったのに元気にラップをかます弟くんにはマジで笑えます。

 

ジジババに関しては、途中から「こいつら本当のジジババではないのでは?」と薄々思っていたら案の定、偽ジジババでした。

ただ何んとなく展開は予想できるけれど、「ヤバいヤバい!逃げろ逃げろ!」みたいなホラー映画的なハラハラはあったし、ストーリーが面白いので、つまらない映画ではありませんでした。

かなり面白い映画だったと思います。

スッキリ終わる良い映画!!おすすめなので是非観てね!